ドクターズインタビュー

ドクターズインタビュー

豊富な経験を地域医療に活かす。地域の「かかりつけ医」として新たにスタート

豊富な経験を地域医療に活かす
地域の「かかりつけ医」として
新たにスタート

院長就任の経緯は?

院長就任の経緯は?

千葉大学を卒業後、長年にわたって勤務医として各地の病院で外科医のキャリアを積んできました。茨城県、神奈川県、栃木県の病院勤務を研修医から病院管理者まで経験しました。

出身地の西東京に戻って開業医として地域医療を担ってみたいと考えていたところ、知人から「クリニックを承継してくれる人を探している」というお話をいただきました。ご縁もあり、2022年6月からこちらのクリニックを承継することになったのです。

なぜ開業医の道を
選ばれたのですか?

勤務医として病院長まで務めて、ある意味で「勤務医としてはやり切った」という思いがありました。医師の働き方には大きく分けて勤務医と開業医の2つがあります。勤務医については十分に経験しましたが、開業医についてはまったく知らない世界でした。せっかくの機会ですし、医師のもう1つの形態も経験してみようと考えたのです。

診療理念をお聞かせください

診療理念をお聞かせください

当院では「患者さまとそのご家族の、地域での生活に寄り添う」ことを理念として掲げています。ご近所にお住まいの患者さまや、歩いて来られる距離にお住まいの方々とそのご家族といった「身近な方々」の力になりたいと考えています。

この地域にお住まいの方々が何か困った時に、最初に相談していただけるクリニックになれれば嬉しいですね。

生活習慣病を中心に幅広い症状に対応。オールラウンドな診療を実践

生活習慣病を中心に
幅広い症状に対応
オールラウンドな診療を実践

どのような患者さまが
来院されますか?

患者さまの多くは生活習慣病の方です。高血圧や糖尿病、脂質異常症などで定期的に通院される地域の方々が中心となっています。また、私が消化器外科出身ということもあり、内視鏡検査(胃カメラ検査)を希望される方も増えています。

基本的には一般内科を中心としながら、消化器の検査も含めて幅広く対応しています。血圧、心臓、腎臓、呼吸器など、様々な症状に対応できるよう勉強を続けています。

かかりつけ医としての
役割は?

かかりつけ医としての役割は?

かかりつけ医は“オールラウンド”であるべきだと考えています。「これは専門外だから診られません」ということは避けるべきです。もちろん、すべてを専門的に治療するわけではありませんが、患者さまがお困りの症状を調べて、必要な検査を行ったうえで、専門医療が必要かどうかを判断する知識は必要です。

当院では可能な限り門前払いをしないよう心がけ、まずはお話をお聞きして、適切な検査や治療方針をご提案しています。

生活習慣病の治療で
心がけていることは?

生活習慣病の治療では「栄養」と「運動」が基本です。自分のできないことを人に勧めるのは性に合わないので、私自身も週3日程度はジムに通い、食事にも気を遣って体型を維持しています。そのため、自信を持って患者さまに運動や食事改善をおすすめできます。

患者さまお一人おひとりの生活背景や体調に配慮しながら、無理のない範囲で生活習慣の改善をサポートしています。患者さまのペースに合わせて、継続しやすい方法をご提案するよう心がけています。

AI技術を活用した診断支援システム。「もう一人の専門医」が横にいるような安心感

AI技術を活用した診断支援システム
「もう一人の専門医」が
横にいるような安心感

AI診断システムを
導入していると聞きました

AI診断システムを導入していると聞きました

はい。胃カメラ検査では、AIが病変を検知してくれる診断支援システムを導入しています。AIが疑わしい部分を高い精度で抽出してくれるため、より確実な検査が可能になりました。患者さまには「隣に専門医がもう一人いて、一緒に診てくれているようなもの」とご説明しています。実際に私自身も、AIがサポートしてくれることで安心して検査に臨むことができています。

胸部レントゲンについても、同様にAI診断システムを活用しています。専門医の視点が加わったような感覚で診断の精度を高めることができ、見落としのリスクを大幅に減らすことができます。

院長自身も毎年、胃カメラ
検査を受けられている?

そうですね。生活習慣病の指導で運動や食事のお話をするのと同様に、患者さまにおすすめする検査や治療については、可能な限り自分でも体験するよう心がけています。医学生の時に先生から「胃カメラ検査をやるなら、まず自分で体験しなさい」と教わったことがきっかけです。

胃カメラ検査については、経口内視鏡(口からの胃カメラ検査)と経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ検査)の両方を実際に受けた経験があり、経鼻内視鏡では検査時の苦痛が圧倒的に少ないことを体感しています。

毎年受診している人間ドックでも経鼻内視鏡を選択していて、自分が実際に体験しているからこそ、患者さまに対して「検査は思っているより楽ですよ」「私でしたら経鼻をおすすめします」とお伝えできると思っています。

健康診断にも力を
入れているそうですね?

健康診断にも力を入れているそうですね?

はい。健康診断を非常に重視し、力を入れて取り組んでいます。武蔵野市の特定健康診査をはじめ、一般健康診断、雇用時健康診断、海外渡航用健診など幅広く対応しています。昨年からは特定健康診査と同時に肺がん検診も受けられるようになりました。

健康診断は無症状の段階で異常を発見できる重要な機会です。地域の皆さまに気軽にご利用いただき、何か異常が見つかった時には適切な診療に繋げることができます。

“患者さまとそのご家族の、地域での生活に寄り添う”どんな小さなお悩みでも気軽に相談を

“患者さまとそのご家族の、
地域での生活に寄り添う”
どんな小さなお悩みでも気軽に相談を

これまでの診療で
印象に残るエピソードは?

これまでの診療で印象に残るエピソードは?

外科医時代は「患者さまの命を救う」ことに大きなやりがいを感じていました。がんを手術で治すのがメインの仕事でしたが、現在は「がんを早く発見して専門機関に紹介する」ことが中心になっています。この2~3年の間でも何人ものがん患者さまを見つけて紹介し、感謝の言葉をいただいています。

以前は手術でがんを取り除くことで達成感を得ていましたが、現在は健康診断や胃カメラ検査でがんを早期発見し、適切な専門機関に紹介した後、治療を終えて元気になって戻ってきた患者さまの笑顔を見る時に、同じような大きな達成感を感じます。

院長が医師を目指した
きっかけは?

子供の頃に観ていたアメリカのドラマで、外科医が活躍する番組がありました。鋭い洞察力と確かな技術で患者さまの命を救う姿に強く憧れを抱いたのが、医師を目指す最初のきっかけでした。

医学部に入学してからも、その憧れは変わることなく、迷わず外科の道を選びました。消化器外科を専門として、長年にわたってがん治療に情熱を注いできました。

最後に、地域の皆さまへ
メッセージをお願いします

最後に、地域の皆さまへメッセージをお願いします

長年の病院勤務を経て、この地域で開業医として新たなスタートを切ることができました。勤務医時代に培った豊富な経験と専門知識を、地域の皆さまの健康維持・増進のために活かしたいと考えています。

「患者さまとそのご家族の、地域での生活に寄り添う」という理念のもと、どんな小さなお悩みでも真摯にお聞きします。健康診断での早期発見から日常的な体調管理まで、皆さまの健康パートナーとして末永くお付き合いいただければと思います。

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